SHŌGUN

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SHŌGUN

SHŌGUN/ALIVE !

芳野藤丸50th Anniversary !
記念すべき年に“ショーグン”の
ライヴ・アルバムをリリース!

SHŌGUN以外にも、ソロ名義のアルバムを4枚、AB’Sを結成し7枚のアルバムをリリース。
いずれも国内AORの名盤として高い評価を得ている。特に2020年に発売された7作目
「AB’S-7」は、前作「Blue」から13年ぶりの新作であり、新しい世代のファンを獲得している。
キャリアに裏付けされた揺るがないアーティスト性はこの時代にも脚光を浴びるのだ。

ALBUM

アルバム概要

ALIVE !/SHŌGUN
アライヴ !/ショーグン

入手困難となったライヴ映像作品2タイトル(20014年、2006年)より、オーディオ・トラックだけをピックアップ。最新のマスタリングを施し、近年評価の高い高音質CD「UHQCD」仕様で、アルバム・リリース。

・品番:STPR029
・価格:¥2,750(本体:¥2,500)
・発売日:2022年2月16日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売>
Amazon | TOWER RECORDS ONLINE | VIVID SOUND | セブンネット |
楽天ブックス | diskunion.net | CDJournal |  他


パーソネル
〈SHŌGUN〉
芳野藤丸(G・Vo)/長岡道夫(B)/岡本郭男(Ds)/佐倉一樹(Key・Vo)
〈サポート・ゲスト〉
竹野昌邦(T.S.)/鈴木正則(Tp.)/渡邉純子(Cho)


収録曲

1. Whatcha Gonna Do
詞:Kennedy Ling 曲:芳野藤丸

2. 男達のメロディー
詞:喜多条忠 曲:Casey Rankin

3. I‘ll Miss You
詞曲:佐倉一樹

4. LAS TRES MUJERES
詞:ケイン富永 曲:長岡道夫

5. THE ROAD OF LIFE
詞:MIN-HWA. 曲:芳野藤丸

6. BAD CITY
詞:Casey Rankin 曲:Casey Rankin

7. Yellow Magic
詞:奈良橋陽子 曲:芳野藤丸

8. CASTLE WALLS
詞:Casey Rankin 曲:芳野藤丸

9. ONE ON ONE(You're the One)
詞:Casey Rankin 曲:芳野藤丸

10. 切なさを感じて
詞曲:佐倉一樹

11. LONELY MAN
詞:Casey Rankin 曲:大谷和夫/芳野藤丸

12. BAD CITY
詞:Casey Rankin 曲:Casey Rankin

  編曲は全てSHŌGUN
  2014年7月25日 東京・目黒 ブルース・アレイ・ジャパンにてライヴ収録。

Bonus Tracks
13. Otokotachi No Melody男達のメロディー(英詞ヴァージョン)
詞:喜多条忠 曲:Casey Rankin

14. LONELY MAN
詞:Casey Rankin 曲:大谷和夫/芳野藤丸

  編曲は全てSHŌGUN
  2006年 東京・渋谷 デュオ・ミュージック・エクスチェンジにてライヴ収録

PROFILE

プロフィール

2022年に、キャリアが50年となる名ギタリスト芳野藤丸。
もちろん、優れたプロデューサーでありアレンジャーでもあり、その実績は輝かしい。
その芳野藤丸を中心に、ファースト・コールのスタジオ・ミュージシャンで結成された 「ワン・ライン・バンド」がその前身となる。
腕利きのミュージシャン達の中でも、近しい間柄だったミュージシャンたちである。
メンバーは、芳野藤丸(G)、大谷和夫(Key)、長岡道夫(B)、山木秀夫(Ds)、中島御(Per)。
「ワン・ライン・バンド」は1978年にアルバム『YELLOW MAGIC』でデビュー。
アーティストが優れたアルバムを生み出すために、力を貸すスタジオ・ミュージシャンたちが、 個々のアーティスト、またはグループとして国内外で脚光を浴びていた時代である。
すぐに注目を集め、テレビ関係者からのオファーを受ける。
‘79年4月期のテレビドラマ「俺たちは天使だ!」(日本テレビ系全国ネット)の音楽を 担当することになり、主題歌を作曲したケーシー・ランキンがメンバーに加わった。
バンド名を「SHŌGUN(ショーグン)」と変え、そのドラマのサウンドトラック・アルバム 『SHŌGUN』、主題歌シングル『男達のメロディー』で再デビュー。
この主題歌は50万枚を超える大ヒットとなった。
同年10月期、同じく日本テレビ系列の「探偵物語」のオープニング、エンディングを担当。
OP『BAD CITY』、ED『LONELY MAN』を収録した2ndアルバム『ROTATION』も ヒットとなる。‘80年に3rdアルバム『YOU‘RE THE ONE』をリリースした後、 活動休止。その後、何度かの活動再開をし、‘97年、’01年、06年、’13年、‘14年と アルバムを発表してきているが、‘18年の芳野藤丸デビュー45 周年ライヴを最後に活動は休止。

COMMENTARY

解説

プロデビュー50周年となる芳野藤丸。2022年はアニヴァーサリー・イヤーとなる。
SHŌGUN以外にも、ソロ名義のアルバムを4枚、AB’Sを結成し7枚のアルバムをリリース。
いずれも国内AORの名盤として高い評価を得ている。特に2020年に発売された7作目 「AB’S-7」は、前作「Blue」から13年ぶりの新作であり、新しい世代のファンを獲得している。
そういったファンの要望もあり、入手困難となっていた5作目「NEW」と前述の6作目「Blue」 は2021年9月タワーレコード限定で再発売され大好評となった。
キャリアに裏付けされた揺るがないアーティスト性はこの時代にも脚光を浴びるのだ。
さて、アニヴァーサリー・イヤーに先頭に立つのが、このライヴ盤『ALIVE !』である。
SHŌGUNには、ライヴ・アルバム(レコード、CD)が残されていない。
SHŌGUNでも、AB‘Sでもメンバーは腕利きのスタジオミュージシャン達だ。
グループ・アーティストとしての活動と並行して、スタジオ・ワークやライヴ・サポートなど、 他のアーティストからも引っ張りだこ、超多忙なのである。
ライヴ・アルバム制作には、スタジオ・ワークだけでは収まらない綿密で入念な準備が必 要である。ゆえにオフィシャルなライヴ・アルバムが残されていないのかもしれない。
CDの時代以降、DVD作品が多く発表されるようになる。
SHŌGUN名義で残されている貴重なライヴ音源はDVD作品として2タイトルがある。
それらは現在入手が難しい。
キャリアがあればこそ、豊富な作品群が残されているわけだが、そのどれもが容易に入手 できる状態ではない。入手困難の音源はぜひともクローズ・アップさせるべきである。
その2タイトルのライヴ映像より、オーディオ・トラックだけを抜き出し、 最新のマスタリングを施し、近年評価の高い高音質CD「UHQCD」仕様で、 アルバム・リリースとなる。

解説:金澤寿和(Light Mellow)

このライヴ・アーカイヴは、2014 年 7 月 25 日に目黒ブルース・アレイ・ジャパンで レコーディングされたもの。
『THE ROAD OF LIFE』発表に合わせたライヴで、クリエイションとの 共演イベント(@日比谷野音)に次いで開催された。
サポートには竹野昌邦(T.S.)、鈴木正則(Tp.)、渡邉純子(Cho)。
この模様は『SHŌGUN LIVE!』として DVD 化されていて、 そのオーディオ・トラックのみを収録したのが本作になる。

 内容的には、オリジナル SHŌGUN 代表曲に加え、『SOUND SPLASH』 『THE ROAD OF LIFE』所収の新曲も2曲ずつ。
<I'll Miss You>と<切なさを感じて>は、佐倉の作曲・ヴォーカル曲だ。
大谷(和夫:‘08年に逝去)という頭脳を失った彼らにとって、 佐倉加入は活動再開への大きな推進力となった。
またスターター<Whatcha gonna do>は『SHŌGUN 2002』から。
<Yellow Magic>はワン・ライン・バンド期のレパートリーながら、 『SOUND SPLASH』でセルフ・リメイクされていた。

  この時のライヴは自分もナマで観たが、ホーンやコーラスが入って躍動感いっぱい。
それがこの音源から生々しく蘇る。
藤丸は風邪で発熱したのを押しての出演だったが、体調不良なんて微塵も 感じさせない充実のパフォーマンスだった。

 またボーナス・トラックの<LONELY MAN>と<Otokotachi No Melody>は、 本編を遡る‘06 年、渋谷 duo MUSIC EXCHANGE での 『KEEP ON PLAYING』発売記念ライヴでの録音。
音質は若干落ちるが、今は亡き大谷を含む主要3人が健在、パーカッションや 2nd ギターを入れたレアな編成と、貴重なパフォーマンスになっている。
<男達のメロディー>がローマ字表記なのは、英詞のセルフ・カヴァー・ヴァージョンで 演奏したから。この時のライヴも、MTV 用映像が『SHOGUN MTV PREMIUM LIVE in duo』 として商品化された。

とにかく2022年、芳野藤丸の動向から目を離さずに!

2021 年 12 月 金澤 寿和 / Toshikazu Kanazawa

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