森園勝敏

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森園勝敏

DAY DREAM

抜群のセンスと強力な存在感を放つギタリスト、森園勝敏。
ソロ活動におけるインストゥルメンタル楽曲を選り抜いた
ベスト・コンピレーション!

“レィディ・ヴィオレッタ”に並ぶ人気曲“デイ・ドリーム”をシンボルに、
レーベルの枠を超えて編まれたインストゥルメンタル・ベスト。
森園勝敏の魅力を存分に味わってほしい。

ALBUM

アルバム概要

デイ・ドリーム/森園勝敏
DAY DREAM/Katsutoshi Morizono

・品番:STPR022
・価格:¥2,640(本体:¥2,400)
・発売日:2021年3月10日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売>
Amazon | TOWER RECORDS ONLINE | VIVID SOUND | セブンネット |
楽天ブックス | HMV ONLINE | diskunion.net | CDJournal |  他


収録曲

1. DAY DREAM
 曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

2. Dark Side of the Fish
 曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

3. LOVIN' YOU
 曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

4. GLASS DOLPHINS
 曲:John Klemmer 編曲:森園勝敏

5. COOL ALLEY
 曲:森園勝敏 編曲:中村 哲/森園勝敏

6. Midnight Waltz
 曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

7. After the Rain
 曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

8. NIGHT LIGHTS
 曲:森園勝敏 編曲:中村 哲/森園勝敏

9. Dear Harvey
 曲:久米大作 編曲:久米大作/森園勝敏

〈Bonus Tracks〉

10. JET
  曲:森園勝敏/茂木由多加 編曲:森園勝敏/茂木由多加

11. LINE IS BUSY
  曲:森園勝敏 編曲:森園勝敏

12. DAY DREAM/PRISM
  曲:森園勝敏 編曲:PRISM (1977 Live at Sugino Kodo)


*8.NIGHT LIGHTSのアーティスト名義は、森園勝敏 with BIRD’S EYE VIEW です。

COMMENTARY

解説

Player 1979年10月号より転載

抜群のセンスと強力な存在感を放つギタリスト、森園勝敏。
当代人気ギタリストが参加したオムニバス・アルバムの名盤『ギター・ワークショップ』が生まれたのは1977年のこと。もちろん森園勝敏もファースト・コールで参加している。
そのオープニングを飾ったのが、このアルバムのタイトルでもある“デイ・ドリーム”である。
ほどなく参加することになるプリズムのリズム隊とともにレコーディングされたこの楽曲は、 まさにジャンルがクロスオーバーした当時の音楽シーンの中でも、輝いていた。
愛器ストラトキャスターで奏でられた唯一無二の音色、歌っているかのようなテーマ・メロディ、 ギタリストとしての力量、それらが相まって生まれたもう一つのマスターピース。
“レィディ・ヴィオレッタ”と人気を二分するのが、この“デイ・ドリーム”である。
このアルバムは、森園勝敏のソロ・キャリアにおけるインストゥルメンタル・チューンを選り抜き、 そのシンボルとして“デイ・ドリーム”を軸に据えた。
オープニングには、スタジオ・テイク、ラストには当時のライヴ・テイクを収録している。
その間に織り込まれた楽曲たちも森園勝敏の魅力を存分に輝かせている。
唯一無二の音色、すぐれたメロディ・メーカーぶり、そしてそのギタリストとしてのセンスと力量を、 思い切り味わってほしい。

前年のアルバム『レィディ・ヴィオレッタ』に続き、このアルバムもジャケットを飾るのは、 アメリカのコマーシャル・アートの世界で有名なイラストレーター、「マックスフィールド・パリッシュ」のイラスト。“パリッシュ・ブルー”とよばれる美しい「青」に包まれた女性が描かれている。 「エクスタシー」と題されたパリッシュの画集の表紙になっている人気がある作品だ。

 

PROFILE

プロフィール

森園勝敏(もりぞの かつとし)

Player 1977年12月号より転載

1954年2月18日生まれ。東京都中野区出身。
高校生の時に岡井大二、中村真一とともにザ・サンニンを結成。その後坂下秀実が加わり四人囃子となる。74年に『一触即発』で本格的にアルバム・デビューを飾り、当時日本には珍しかったプログレッシブ・ロックを消化したバンドとしてシーンを震撼させた。 しかしアルバム2枚を残して(サントラ盤やライヴ盤を入れると4枚)76年に脱退。
続いてプリズムのデビューに加わり、ロック・サイドからのクロスオーバーへのアプローチに貢献した。
しかし、ここでも2枚のスタジオ盤とライヴ作品を残して脱退。
この70年代後期には、山内テツのバンド、クリエイションへのゲスト参加、ギター・ワークショップなどいくつものバンド、セッションで彼の名前が確認できる。
その後ソロ活動を開始し、78年の初ソロ作『バッド・アニマ』を皮切りに8枚のアルバムをリリースしている。数多くのセッションやプロデュース業も手掛けながら、90年以降はプリズムへのゲスト参加や四人囃子の再結成に加わり、して現在もライヴを中心に精力的な活動を展開している。

PERSONNEL

各曲パーソネル


1. デイ・ドリーム

〈オムニバス・アルバム“ギター・ワークショップ”より〉
記念すべき『ギター・ワークショップ』の第1作。 4人のギタリスト、大村憲司、渡辺香津美、森園勝敏、山岸潤史が参加。 このアルバムは大ヒットし、シリーズ化された。 そのオープニングを飾るのが、この「デイ・ドリーム」。 四人囃子在籍に発表した「レィディ・ヴィオレッタ」に次ぐ人気曲。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/鈴木 徹(Ds)/渡辺 建(B)/久米大作(Key)/浜口茂外也(Per)


2. ダーク・サイド・オブ・ザ・フィッシュ

〈ソロ・アルバム“バッド・アニマ”より〉
プリズムから脱退し、キングレコードの「エレクトリック・バード」 レーベルからリリースされた初ソロ・アルバムに収録。 森園勝敏本人もお気に入りの曲。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/相良宗男(Ds)/村上“PONTA”秀一(Ds)/小原 礼(B)/久米大作(Key)/中村 哲(Sax)/新田一郎(Tp)/兼崎順一(Tp)/マック清水(Per)


3. ラヴィン・ユー

〈ソロ・アルバム“クロス・トーク”より〉
「エレクトリック・バード」レーベルから、ビクターJVCレーベルへ移籍後、第2弾となる アルバムから収録。本人初のデジタル・レコーディングで全曲収録された。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/土屋 潔(G)/正木五朗(Ds)/六川正彦(B) 野力奏一(Key)/松浦義和(Syn)/後藤慶一(Manipulator)


4. グラス・ドルフィンズ

〈オムニバス・アルバム“ファースト・ナイト”より〉
『ギター・ワークショップ』の大ヒットを受け、Vol.2として、翌‘78年にライ ヴ・レコーディングがされた。’78年発売当時はアナログLP1枚組、5曲 収録でリリースされた。このライヴは2日間あり、その記録全てが収録 されたコンプリート盤(CD3枚組×2日間)が2003年にリリース。 その第一夜『ファースト・ナイト』からのテイク。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/村上“PONTA”秀一(Ds)/小原 礼(B)
坂本龍一(Key)/中村 哲(Sax)/ペッカー(Per)


5. クール・アレイ

〈ソロ・アルバム“クール・アレイ”より〉
エレクトリック・バード・レーベル第2弾。 「とにかく、ジム・ケルトナーと演りたかった」という、本人初の海外レコーディング(L.A. バーバンクのケンダン・レコーダーズ・スタジオ)。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/ジム・ケルトナー(Ds)/ハーヴィー・ニューマーク(B)/中村 哲(Key
&Sax)/ラリー・ネクテル(Key)/ジャッキー・ケルソ(Sax)/チャック・フィンドレイ(Tp)
オリ-・ミッチェル(Tp)/ジョージ・ボハノン(Tb)/マック清水(Per)


6. ミッドナイト・ワルツ

〈ソロ・アルバム“バッド・アニマ”より〉
ファースト・ソロ・アルバムからの収録。 森園勝敏は美しいメロディを紡ぎだせるメロディ・メイカーでもある。 ギタリストとして、自らそのメロディを奏でる。大きな魅力のひとつ。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/相良宗男(Ds)/秋元良一(B)/中村 哲(Key)/マック清水(Per)


7. アフター・ザ・レイン

〈ソロ・アルバム“4:17 p.m.より〉
ビクターJVCレーベルへ移籍後、第1弾となるアルバムから。 このアルバムはポップス指向のヴォーカル・アルバムである。 唯一、収録されたインストゥルメンタル楽曲がこの曲。 アコースティックの音色で良く歌うギターがメロディを奏でる。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/青山 純(Ds)/伊藤広規(B)/野力奏一(Key)
松浦義和(Syn)/マック清水(Per)


8. ナイト・ライツ

〈アルバム“スピリッツ”より〉
エレクトリック・バード・レーベル第4弾。 このアルバムの名義は、『森園勝敏 withバーズ・アイ・ヴュー』。 クリーンなトーンを使いこなして、メロディを聴かせるのも、 森園勝敏の抜群のセンスあってのこと。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/相良宗男(Ds)/秋元良一(B)
中村 哲(Key & Sax)/マック清水(Per)


9. ディア・ハーヴィー

〈ソロ・アルバム“バッド・アニマ”より〉
プリズム時代の盟友、久米大作による楽曲。1st ソロ・アルバムのオープニングを飾る。 ウォームなギターのトーン、キラキラしたエレクトリック・ピアノの音色を堪能してほしい。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/相良宗男(Ds)/秋元良一(B)/久米大作(Key)/伊藤幸毅(Syn)
白尾泰久(Sax)/中村 哲(Sax)/新田一郎(Tp)/兼崎順一(Tp)


ボーナス・トラックス(3曲)


10. ジェット

〈ソロ・アルバム“DOWNFORCE”より〉
森園勝敏名義のソロ・アルバムでもあるが、アクロバット飛行チーム、イタリア空軍 「フレッチェ・トリコローリ」のドキュメンタリー映像作品のサウンド・トラックでもある。 そのオープニング楽曲。このアルバムで四人囃子のメンバーと再会した。 茂木由多加、佐久間正英(他の楽曲に)が参加し、監修は岡井大二である。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/茂木由多加(Other Instruments)


11. ライン・イズ・ビジイ

〈ギター教則・アルバム“ROCK GUITAR ALTERNATIVE”より〉
‘70年代後半、まさにギターブームの時代。 海外にひけをとらない日本のギタリストたちは、ギターに魅せられた 少年たちのヒーローであった。そんな時代に発表されたギターの 教則レコードから。このアルバム用の森園勝敏の書下ろし楽曲。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/BIG BOXERS(Other Instruments)


12. デイ・ドリーム/プリズム

〈プリズムのアルバム“1977 Live at Sugino Kodo”より〉
プリズムの伝説のデビュー・ライヴの模様を収めた2枚組アルバムからのテイク。 プリズムのセカンド・アルバムに「DAY DREAM」は収録されているが、 ギター・ワークショップのテイクとはアレンジが異なる。 ここに収録されたテイクは、ギター・ワークショップ同様のアレンジで ライヴ演奏された貴重な「デイ・ドリーム」である。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/和田アキラ(G)/鈴木 徹(Ds)/渡辺 建(B)
久米大作(Key)/伊藤幸毅(Syn)

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