Lady Violetta
抜群のセンスと強力な存在感のギタリスト。
森園勝敏のマスターピース!
『四人囃子』在籍時に発表した楽曲“レィディ・ヴィオレッタ”。
その美しいメロディは、森園ファン、四人囃子ファンの枠を超え、
多くの音楽ファンに愛されている。
ALBUM
アルバム概要
レィディ・ヴィオレッタ/森園勝敏
Lady Violetta/Katsutoshi Morizono
・品番:STPR016
・価格:¥2,400プラス税
・発売日:2020年3月11日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション
UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
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他
収録曲はすべて“レィディ・ヴィオレッタ
- 1.レィディ・ヴィオレッタ (シングル・ヴァージョン)
A Song for Lady Violetta(Single Version) - 2.レィディ・ヴィオレッタ ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ ファースト・ナイトより
Lady Violetta from GUITAR WORKSHOP Vol.2 LIVE First Night - 3.レィディ・ヴィオレッタ ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ セカンド・ナイトより
Lady Violetta from GUITAR WORKSHOP Vol.2 LIVE First Night - 4.レィディ・ヴィオレッタ ジャスト・ナウ&ゼンより
Lady Violetta from Just Now & Then - 5.レィディ・ヴィオレッタ フルハウス・マチネより
Lady Violetta from FULL-HOUSE MATINEE - 6.レィディ・ヴィオレッタ 2002 LIVEより
Lady Violetta from 2002 LIVE - 7.レィディ・ヴィオレッタ プリズム・ライブ !より
Lady Violetta from PRISM LIVE ! - 8.レィディ・ヴィオレッタ ゴールデン・ピクニックスより
A Song for Lady Violetta(Album Version) from GOLDEN PICNICS - BONUS TRACKS
- 9.レィディ・ヴィオレッタ ロック・ギター・オルタナティブより
- 10.レィディ・ヴィオレッタ(マイナスワン) ロック・ギター・オルタナティブより
Lady Violetta from ROCK GUITAR ALTERNATIVE
*楽曲名について、「レディ・ヴァイオレッタ」「レディ・バイオレッタ」等、収録アイテムによって複数のカナ表記が存在するが、近年森園勝敏本人、四人囃子メンバーも「レィディ・ヴィオレッタ」と発音していることを受け、このアルバムではカナ表記も『レィディ・ヴィオレッタ』で統一をしている。
PROFILE
プロフィール
森園勝敏(もりぞの かつとし)
1954年2月18日生まれ。東京都中野区出身。
高校生の時に岡井大二、中村真一とともにザ・サンニンを結成。
その後坂下秀実が加わり四人囃子となる。
74年に『一触即発』で本格的にアルバム・デビューを飾り、当時日本には珍しかったプログレッシブ・ロックを消化したバンドとしてシーンを震撼させた。しかしアルバム2枚を残して(サントラ盤やライヴ盤を入れると4枚)76年に脱退。
続いてプリズムのデビューに加わり、ロック・サイドからのクロスオーバーへのアプローチに貢献した。
しかし、ここでも2枚のスタジオ盤とライヴ作品を残して脱退。
この70年代後期には、山内テツのバンド、クリエイションへのゲスト参加、ギター・ワークショップなどいくつものバンド、セッションで彼の名前が確認できる。その後ソロ活動を開始し、78年の初ソロ作『バッド・アニマ』を皮切りに8枚のアルバムをリリースしている。
数多くのセッションやプロデュース業も手掛けながら、90年以降はプリズムへのゲスト参加や四人囃子の再結成に加わり、そして現在もライヴを中心に精力的な活動を展開している。
Player 1977年8月号より転載
“Mid 60’s Fender Stratocaster”
Player誌の人気コーナー「The Guitar」に掲載された森園勝敏の愛器(1977年当時)
COMMENTARY
解説
レィディ・ヴィオレッタ/森園勝敏
Lady Violetta/Katsutoshi Morizono
抜群のセンスと強力な存在感のギタリスト森園勝敏。
森園勝敏が『四人囃子』在籍時に発表した楽曲“レィディ・ヴィオレッタ”。
その美しいメロディは、森園ファン、四人囃子ファンの枠を超え、
多くの音楽ファンに愛されている。
この楽曲は、四人囃子のセカンド・アルバム「ゴールデン・ピクニックス」に
収録され、アルバムからシングル・カットもされている。
その後も、ライヴ・アルバムや本人のソロ・アルバムなどに収録され、
多くのテイクが公式なレコード作品として残されている。
時代、メンバー、アレンジによって趣を変えるが、その美しさは変わらない。
このアルバムでは様々な表情を見せる“レィディ・ヴィオレッタ”だけを収録している。
『レィディ・ヴィオレッタ・ヴァリアス・トラックス』である。
音楽評論家 近藤正義氏監修の”フリー・ライド・エディション”シリーズ第2弾!
この楽曲が生まれたのは、森園勝敏自身がある絵を観たことがきっかけ。
アメリカのコマーシャル・アートの世界で有名なイラストレーター、
『マックスフィールド・パリッシュ』による“Lady Violetta”がその絵である。
今回アルバム・ジャケットを、その“Lady Violetta”が飾る。
PERSONNEL
各曲パーソネル
1. シングル・ヴァージョン 1976年(SONY)より
〈四人囃子シングル〉
アルバム『ゴールデン・ピクニックス』より、シングルカット。
アルバム・テイクとは構成が違い、フルートソロではなくギターソロを収録。
アルバムのレコーディングは、1976年1月18日~3月7日
(「ゴールデン・ピクニックス」ライナー・ノーツより)
〈演奏メンバー:四人囃子〉
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)
2. ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ ファースト・ナイト 2003年(Victor)より
3. ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ ファースト・ナイト 2003年(Victor)より
〈オムニバス・アルバム〉
4人のギタリストによるオムニバス・アルバムからのテイク。
参加ギタリストは、大村憲司/秋山一将/森園勝敏/山岸潤史
1977年、このオムニバス・アルバム「ギター・ワークショップ」が大ヒットした。それ受けて、翌年制作されたシリーズ第2弾。六本木ピットインにおけるライヴレコーディングで、2日間にわたって行われた。
1978年ライヴ盤としてリリースしたが、当時「レィディ・ヴィオレッタ」は収録されなかった。2003年のコンプリート盤のリリースに伴い、初めてミックス・ダウンされ、2日分の「レィディ・ヴィオレッタ」が発表された。
そのコンプリート盤より収録。
ライヴ・レコーディングは1978年10月20日、21日 六本木ピットイン
〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/小原 礼(B)/村上“PONTA”秀一(Ds)/
坂本龍一(Key)/ペッカー(Per)/中村 哲(T.Sax)
4. ジャスト・ナウ&ゼン 1982年(KING)より
〈森園勝敏アルバム〉
エレクトリック・バード・レーベルにおける通算5作目のソロ・アルバムからのテイク。
同レーベルで発表したそれまでの4作のアルバムから選曲した楽曲、新たに選曲した楽曲をカヴァーした企画アルバム。
「レィディ・ヴィオレッタ」は自らの選曲。
〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/伊藤広規(B)/青山 純(Ds)/野力奏一(Key)
5. フルハウス・マチネ 1989年(BMG→現SONY)
〈四人囃子アルバム〉
1979年のアルバム「NEO-N」以来、10年ぶりのアルバム「DANCE」のリリースタイミングで行われた
再結集ライヴ・アルバムからのテイク。
森園勝敏脱退後の後任ギタリスト佐藤ミツルとの共演である。
ライヴ・レコーディングは1989年9月22日、23日 MZA有明
〈演奏メンバー:四人囃子
森園勝敏(G)/佐藤ミツル(G)/佐久間正英(B)/
岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key
6. 2002 LIVE 2002年(UNIVERSAL)
〈四人囃子アルバム〉
ROCK LEGENDライヴ・シリーズ公演のライヴ・アルバムから収録。
テレキャスターで演奏されているレアなテイク。
もう一組のヘッドライナー「スモーキー・メディスソ(そ)」との公演はテレビでもその模様がオンエアされた。
ライヴ・レコーディングは2002年4月27日 新宿厚生年金ホール
〈演奏メンバー:四人囃子
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)
7. PRISM LIVE! 2004年(Atoss International)
〈プリズム ライヴDVDからのオーディオ・トラック〉
2004年に行われたライヴ「homecoming2004」から収録。
歴代プリズム・メンバーが一堂に会した特別なライヴであり、和田アキラとのツイン・ギターによる貴重なテイク。ライヴ・レコーディングは2004年7月31日 クラブチッタ
〈演奏メンバー:プリズム〉
森園勝敏(G)/和田アキラ(G)/岡田治郎(B)/
木村万作(Ds)/石黒彰(Key)
8. ゴールデン・ピクニックス 1976年(SONY)
〈四人囃子アルバム〉
大きな反響を呼んだアルバム「一触即発」、その後シングル「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」を最後に東宝レコードよりCBSソニーへ移籍し、発表された待望のセカンド・アルバム。
ファンの期待を上回る音像空間をしめくくるように、最後に収録されたトラックから。
森園勝敏本人より「このテイクがパリッシュの絵の雰囲気を一番よく表現できていると思う」
レコーディングは、1976年1月19~30日:ONKIO HAUS 2nd St
同年2月1日~3月7日:CBS/SONY 1st St
〈演奏メンバー:四人囃子〉
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)
ゲスト:浜口茂外也(Fl、Per)
BONUS TRACKS
9. ロック・ギター・オルタナティヴ
10.そのマイナスワン(カラオケ)テイク 1977年(FOR LIFE)
〈教則レコード:アルバム〉
‘70年代後半、まさにギターブームの時代。
海外にひけをとらない日本のギタリストたちは、ギターに魅せられた少年たちのヒーローであった。
そんな時代に発表されたギターの教則レコードからのテイク。
お手本演奏と練習用カラオケ(短縮ヴァージョン)を収録。
ギターを愛する永遠の「ギター小僧」へのボーナス。
〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)and manymany studio musicians
(当時のライナーノーツ表記より)
NEWS
記事掲載
BARKS
森園勝敏、「レィディ・ヴィオレッタ」だけを収録したアルバムをリリース
mikiki
森園勝敏「レィディ・ヴィオレッタ」四人囃子ギタリストによる名曲の歴代ヴァージョンを集めた企画盤
amass
四人囃子の森園勝敏 「レィディ・ヴィオレッタ」の様々なテイクをコンパイルしたアルバム発売
Light Mellow on the web~turntable diary~音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
LADY VIOLETTA / 森園勝敏