惣領智子

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TomokoSoryo

momentary/TOMOKO SORYO

歌声、言葉、旋律が織りなす美しさに陶然とさせられる。
4作目のオリジナル・アルバムを復刻リリース!

オリジナル3作目のアルバム「IT’S ABOUT TIME」のリリース後、しばし活動を休止。
アーティストとして大きな成長の「とき」経て、
発表されたこのアルバムには惣領智子自身が詞を綴り、
メロディを紡いだ楽曲が主に収録されている。
ボーナス・トラックとして、スタンダードともいえる喜納昌吉の作による「花」を収録。
ここでも美しい声と美しい旋律・言葉の邂逅に癒される。
最新マスタリングおよびUHQCD仕様。

ALBUM

アルバム概要

モーメンタリー/惣領智子
momentary/TOMOKO SORYO

・品番:STPR037
・価格:¥2,860(本体:¥2,600)
・発売日:2023年4月19日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売>
Amazon | TOWER RECORDS ONLINE | VIVID SOUND | セブンネット |
楽天ブックス | HMV ONLINE | diskunion.net | CDJournal |  他


収録曲

1. 月
  詞曲:惣領智子

2. 胸の奥に
  詞曲:惣領智子

3. 伏せた瞳
  詞曲:惣領智子

4. ベスとポリアンナ
  詞曲:惣領智子

5. Where he was?
  詞:惣領泰則/曲:惣領智子

6. 一枚の写真
  詞曲:惣領智子 

7. 翼
  詞曲:惣領智子

8. Little kiss and gone
  詞:惣領友則/曲:惣領智子

9. 風の様に
  詞曲:惣領智子

10. Lake Wing(羽鳥湖のテーマ)
   詞曲:惣領泰則

編曲は全て惣領泰則

ボーナス・トラック
11.花
   詞曲:喜納昌吉 編曲:慧奏 

編曲はすべて惣領泰則

COMMENT

本人コメント

※一部をここに掲載しています。全文はCDアルバムのブックレットに記載しています。

『モーメンタリー』 惣領智子より
このアルバムは、私がいろいろな葛藤を抱えながら、
心の深いところで日常を捉えるようになってきた時期の作品です。
このアルバムを聴くとその頃の私が思い出されます。

「ベスとポリアンナ」は私の二人の娘、今は当時の私よりも大人。
「月」は私の人生のよう。
人には皆、それぞれの世界があって、自分の想いを貫く生き方はどこか我儘にうつります。

to be continued

PROFILE

プロフィール

東京都出身。
第1回ヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを獲得し、レコードデビューしたシングアウト。
このグループを率いていた惣領泰則は、世界を見据えた活動をすべく新たに「ブラウン・ライス」を結成する。
ブラウン・ライスに国立音大在学中の吉原智子(ヴォーカル、キーボード)が参加する。
のちに惣領泰則と結婚する惣領智子である。彼女のキャリアはスタートした。
ブラウン・ライスは順調に米国で活動していたが、高額な税金の発生により活動継続が難しくなり帰国し、そして解散。

惣領智子は‘76年にRCAレーベルよりソロ・デビューを果たす。
並行して、‘77年に結成された「惣領泰則とジムロックシンガーズ」に参加。
オリジナル・アルバム『やさしく愛して』、『City Lights by the Moonlight』、ベスト・アルバム『NOW AND THEN』
シングル「雨の中で/やさしく愛して」、「11時のサンバ/あじさいの花」、「きらめいた日々/I Say Who」「終わりのない歌/出来る事はひとつ」、「City Lights by the Moonlight/信号機」、 「胸の熱い日/河は流れる」と3枚のアルバムと6枚のシングルを残す。

その後、惣領智子はブラウン・ライスのメンバーであった高橋真理子とデュオを組むことになる。
それは、‘78年公開のイタリア映画「ポール・ポジション」の日本独自企画のサウンド・トラックを、惣領泰則が制作するにあたり、この二人は再びともに歌う。
ここに” Tinna “が生まれた。
サウンド・トラック・アルバムへの参加を経て、EXPRESSレーベルよりTinnaはデビュー。
テレビドラマ、CMのタイアップも多く広く音楽ファンに支持された。
ベスト盤を含む4枚のアルバムと7枚のシングルを残し、活動は停止する。

再びソロとなり、同レーベルよりオリジナルのソロ・アルバム『IT’S ABOUT TIME』
およびシングル「愛されて海へ/MY LITTLE GIRL」(共に’81年)を発表。

POLYSTARレーベルよりオリジナル・アルバム『momentary』、シングル「翼/ベスとポリアンナ」(共に’89年)、シングル「花~泣きなさい 笑いなさい/かごめ」(‘90年)を発表。

‘04年Mother thee recordよりマキシ・シングル「私の居場所~翼~』を発表。

COMMENTARY

解説

アメリカで活動した日本人アーティストとしては先駆けとなるブラウン・ライスから
惣領智子のキャリアはスタートする(ブラウン・ライス加入当初は旧姓:吉原智子。
後にこのバンドを率いるプロデューサー惣領泰則と結婚。惣領姓となる)。

 ブラウン・ライスが解散し、帰国した惣領智子は惣領泰則プロデュースのもと、ソロ・デビューを果たす。1stアルバム「やさしく愛して」では、アコースティック楽器が多く起用され、フォークからニューミュージックへの過渡期、その時代性を思わせる作風であった。
2ndアルバム「City Lights by the Moonlight」では、後年シティ・ポップスの名曲として高評価されていく表題曲ほか、エレクトリック楽器をはじめホーン、ストリングスの起用度も高まりポップスとしての洗練度が増していく。
 その後、ブラウン・ライスで活動を共にした高橋真理子(日系米国籍)とのデュオ”Tinna”を結成。その音楽は世界レベルの最先端のサウンドであった。英詞で綴られた作品が多いこともそう思わせる。4枚のアルバムを発表した後、”Tinna”は活動を休止した。
翌年、同じレーベルよりソロとしてオリジナル3rdアルバム「IT’S ABOUT TIME」を発表する。
Tinnaの活動後に、生まれたこのアルバムには、アーティストとしてスケール・アップした惣領智子の姿がある。
と同時にそのアルバムのジャケットを飾る写真では「母」の顔・姿をのぞかせていた。
一人の女性としてひとつの大きな「とき」を迎えていたことも、表現に影響を与えていたことだろう。

 約8年後、待望の4作目のオリジナル・アルバム「モーメンタリー」をリリース。
この度、このアルバムを再リリースする(最新マスタリングおよびUHQCD仕様)。
収録曲中、9曲は惣領智子による作曲、英詞以外は作詞も本人によるもの。
女性として、アーティストとして成長を遂げたことは必然であり、その楽曲たち、その美しい歌声に陶然とさせられる。

ボーナス・トラックとして、スタンダードといえる喜納昌吉の作による「花」を収録。
ここでも美しい声と美しい旋律の邂逅に癒される。


パーソネル

プロデュース:惣領泰則
市川秀男(Key)/惣領智子(Key:M10)/金田一昌吾(B)/市原 康(Drs)/
松宮幹彦(G)/小山田 祐治 (Syn-Pg)

NEWS

記事掲載

Light Mellow on the web ~ turntable diary ~
momentary / 惣領智子


Onigiri Media
惣領智子「モーメンタリー」高音質CDにて4月19日復刻リリース


CDJournal
惣領智子、4作目のオリジナル・アルバム『モーメンタリー』をリイシュー


BARKS
惣領智子、最新マスタリングおよび超高音質(UHQ)CDで『モーメンタリー』リイシュー


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