Tinna

| シリーズTOP  | The best of Tinna  | SHINING SKY | 

Tinna

Tinna/SHINING SKY

聴く者を陶然とさせる
美しくあざやかなハーモニーは輝き続ける。

卓越したヴォーカルとコーラス、世界の舞台で鍛えられたその力量とセンス。
ワールドクラスのポップスがここにある。

ALBUM

アルバム概要

シャイニング・スカイ/ティナ
SHINING SKY/Tinna

・品番:STPR028
・価格:¥2,750(本体:¥2,500)
・発売日:2021年11月17日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売>
Amazon | TOWER RECORDS ONLINE | VIVID SOUND | セブンネット |
楽天ブックス | diskunion.net | CDJournal |  他


収録曲

1. シャイニング・スカイ  詞:伊藤アキラ  曲:惣領泰則
  1979年:全日空CMソング/ニッポン放送
  「全日空ミュージックスカイホリデー」メインテーマ曲

2. 街はデリシャス(初CD化)  詞:及川恒平  曲:惣領泰則

3. LET ME LOVE YOU (初CD化)  詞:ビル・クラッチフィールド  曲:惣領泰則
  映画「ポール・ポジション」挿入歌の別ヴァージョン

4. 二人の時代(初CD化)  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

5. 男と女の地図(初CD化)  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

6. ルナ・ミュージック  詞:及川恒平  曲:惣領泰則

7. ペーパー・ドール  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

8. RACE THE SUN(初CD化)  詞:ビル・クラッチフィールド  曲:惣領泰則

9. 夢よ急げ  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

10. SAILING ON MY DREAM (初CD化)  詞:ビル・クラッチフィールド  曲:惣領泰則

11. 新しい関係  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

12. MONEY TREE(初CD化)  詞:ビル・クラッチフィールド  曲:惣領泰則

13. 素顔  詞:阿久 悠  曲:惣領智子

14. LITTLE DARLING  詞:山川啓介/惣領泰則  曲:惣領泰則

15. やせた少年(初CD化)  詞:及川恒平  曲:惣領泰則

16. 1999年(初CD化)  詞:阿久 悠  曲:惣領泰則

=ボーナス・トラック=
17. LET ME LOVE YOU (BALLAD)  詞:ビル・クラッチフィールド  曲:惣領泰則
映画「ポール・ポジション」ウンドトラックより

編曲はすべて惣領泰則

COMMENT

"Tinna"より本人コメント

TinnaのCDアルバムを聴いてくださった方々
もっと他の曲を聴きたい、とお声を寄せてくださった方々に
心から感謝いたします。
Tinnaの楽曲は、みなさんにとって懐かしい思い出と繋がったのでしょうか…。
そうだとしたら、私たちはうれしく思います。
今度のCDアルバムが、あなたのよりたくさんの思い出と繋がりますように…。
Tinnaに新しい思い出のギフトをいただき、ありがとうございました。

ティナ(Tinna):惣領智子・高橋真理子

PROFILE

プロフィール

惣領智子、高橋真理子(日系アメリカ人)からなる女性デュオ。
二人は、作曲・編曲家/プロデューサーである惣領泰則が結成し、
アメリカで活動した“ブラウン・ライス”のヴォーカリストである(惣領智子の旧姓は吉原。のちに惣領泰則と結婚)。
1975年のブラウン・ライス解散後、1976年に惣領智子はソロ・デビュー。
その後、惣領智子はブラウン・ライスのメンバーであった高橋真理子とデュオを組む。
それは、1978年公開のイタリア映画「ポール・ポジション」の日本独自企画のサウンド・トラックを、
惣領泰則が制作するにあたり、この二人は再びともに歌うのだ。
迫力と優しさが同居した二人の独特の歌で、テーマソング「Let me love you」は、ヒットとなった。

1978年12月、ファースト・アルバム「ロング・ディスタンス」でティナはデビューを飾る。
1979年8月、セカンド・アルバム「童夢 ~ DOME IS A CHILD'S DREAM」をリリース。
このアルバムは、1979年に放送されたTV番組「栄光のルマン24時 - 童夢挑戦の記録 - 」のサウンド・トラック盤である。
レーシングカー・コンストラクター(株)童夢の製作スタッフは、映画「ポール・ポジション」に心酔していたそうで、
そのことがこのアルバムへの縁となる。
1979年12月、タイアップ・シングル、前2作のアルバム収録曲、映画「ポール・ポジション」テーマソング(別ヴァージョン)などを収録したコンピレーション・アルバム、「マンデイ・モーニング・レイン」をリリース。
1980年6月、オリジナルのサード・アルバム「1999」をリリース。

2021年1月、初CD化音源を含めアルバム「ザ・ベスト・オブ・ティナ」をリリース。
同年11月、アルバム「シャイニング・スカイ」をリリース。
この2枚のアルバムに、EXPRESSレーベルに残された音源をすべて収録。

COMMENTARY

解説

1978年、サウンドトラック盤の制作において再会した惣領智子と高橋真理子。
そこで二人は、再会は必然とばかりに、素晴らしいハーモニーを聴かせてくれた。
『Let me love you』とタイトルされたそのアルバムのクレジットには、“歌/ティナ”、“演奏/ブラウン・ライス”とある。
『ティナ』の誕生である(当時、綴りはTina)。
彼女たちの「再び一緒に歌いたい」という強い想いは、『ティナ(Tinna)』として結実し、
フレッシュな魅力に満ち溢れた女性デュオの誕生となった。

継続的な活動を開始し、1978年12月、EXPRESSレーベルよりデビュー。
1st アルバム「ロング・ディスタンス」は、カリフォルニア・ニューポート・ビーチの“Lyon Recording Studio”において、
惣領泰則プロデュースのもとレコーディングされた。
メンバーは、ブラウン・ライスの盟友、金田一昌吾(B)、市原 康(Ds)ほかは現地のミュージシャンを起用している。
ソング・ライティングは惣領泰則、智子、及川恒平らによるものが中心だが、半数の楽曲の作詞を阿久 悠氏が手掛けている。
ブラウン・ライスの「カントリー・ドリーマー」の日本語詞「副題:さすらう青春」を氏が手掛けた時からの縁であり、
その起用は国内の歌謡ポップス市場へ進出の意気込みでもあったのだろう。

その後、タイアップ・シングル「シャイニング・スカイ」をシングル・リリース。
‘79年当時の全日空のCMソングであり、 スポンサードしていたニッポン放送「全日空ミュージックスカイホリデー」のメインテーマである。
前作CDアルバム「ザ・ベスト・オブ・ティナ」のリリース後、「この曲が聴きたい」というリクエストが多く寄せられた。

映画「ポール・ポジション」に心酔していたレーシング・カーのコンストラクター『童夢』との出会いが、
2nd アルバム「童夢 ~ DOME IS A CHILD‘S DREAM」につながり、 ’79年8月リリース。

『Tinna』は、オリジナル作品の他にテレビ番組の主題歌やCMのタイアップにも恵まれ、広く彼女たちの歌声は聴かれた。
「歌声と楽曲」の魅力で、さりげなくファンを増やしていったのである。

前述の全日空のCMソング、朝の情報番組「おはよう700キャラバンⅡ」テーマソング、
国際交流団体「フレンドシップフォース」イメージソング、ドラマ主題歌など、前2作のアルバムには収録されていないシングル楽曲、
映画「ポール・ポジション」サウンドトラックの主題曲「Let me love you」のセルフ・カヴァーを含めた、ベスト・コンピレーション・アルバム 「マンデイ・モーニング・レイン」が通算3作目のアルバムとして‘79年12月にリリース。
情報番組テーマソング「マンデイ・モーニング・レイン」、国際交流団体イメージソング「スペイシー・カウボーイ」の作詞は
松本 隆氏によるもの。

翌’80年6月にリリースされた「1999」が彼女たちのラスト・アルバムとなる。
ここにも、松坂屋CMソング「FEEL IT-さりげなく女らしく-」が収録されている。
ラストに収録されている「1999年」では、 阿久 悠氏が作詞を手掛け、“その当時から想像した未来”を憂いた気持ちが、描かれている。
このアルバム以降、「ティナ」の活動が なくなったのは予定されていたことだったのかもしれない。

短い活動期間ながら、“Tinna”は、 惣領智子と高橋真理子の2人による卓越したヴォーカル・コントロールとコーラス・アンサンブル、
プロデューサー惣領泰則とともに世界の舞台で鍛えられたその力量とセンスによって、
日本のポップスを世界で通用するレベルにまで引き上げたのだ。

このCDアルバム「シャイニング・スカイ」には、前作CDアルバム「ザ・ベスト・オブ・ティナ」に収録されていない
EXPRESSレーベル音源をすべて収録している。
それは、1st 「ロング・ディスタンス」より5曲、2nd 「童夢」より3曲(レース場で収録されたSEテイク、
収録曲のインスト・テイクを除く)、3rd 「マンデイ・モーニング・レイン」より2曲、4th 「1999」より6曲。
(7枚のシングル盤音源はすべて上記アルバムに収録されている)
既にCD化されていた映画「ポール・ポジション」のサウンドトラック盤に収録された音源以外の『Tinna』の歌声もすべてCDで聴くことができるようになった。 ボーナス・トラックとして、 そのサウンドトラック盤より 「LET ME LOVE YOU」の バラード・ヴァージョンを収録。

NEWS

記事掲載

Mikiki
Tinna『シャイニング・スカイ』短期間のみ活動した女性デュオ、初CD化音源も多数収録で魅力に再び迫る


Light Mellow on the web ~ turntable diary ~
SHINING SKY / TINNA


Yahoo !ニュース
女性デュオ“ティナ”、アルバム『シャイニング・スカイ』リリース


CDJournal
女性デュオ“ティナ”、アルバム『シャイニング・スカイ』リリース


Onigiri Media
1978年デビュー 惣領智子と高橋真理子によるデュオ「Tinna」の音源コレクション・アルバム「シャイニング・スカイ」が11月17日リリース


Yahoo !ニュース
Tinna、音源コレクションとなるアルバムの続編『シャイニング・スカイ』をリリース


BARKS
Tinna、音源コレクションとなるアルバムの続編『シャイニング・スカイ』をリリース


| シリーズTOP  | The best of Tinna  | SHINING SKY | 

| HOME | 大村憲司 | 村上“PONTA”秀一 | 重実 徹 | BANANA NEEDLE |
| 村田和人 | アウトテイクス~ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ |
| リル・ゴールドウェル | 森園勝敏 | 窪田ミナ | THE SURF COASTERS | PRISM |
| COSA NOSTRA | Tinna | 惣領智子 | AB'S | SHŌGUN | 芳野藤丸 |
| 青山 純 | 濱田金吾 | NANIWA EXP | 児島未散 | PIPER |
| IGNITION J-Guitars Selection | 岡本一生 |