“INK BLUE” best AOR selection/Kingo Hamada
輝きと切なさを纏う楽曲たち。
AORをテーマに、レーベルを超えて編まれた
ベスト・セレクション・アルバムをリリース!
濱田金吾がアルバムを残した各レーベル
(AIR RECORDS、MOON RECORDS、EASTWORLD)の協力の下、
7作のアルバムからの選曲が実現。
AORをテーマにベスト選曲し、最新マスタリング。
音楽評論家 近藤正義氏監修による
Free Ride Editionシリーズ第11弾。
ALBUM
アルバム概要
“INK BLUE” best AOR selection/Kingo Hamada
・品番:STPR034
・価格:¥2,860(本体:¥2,500)
・発売日:2022年11月9日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:タワーレコード
UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/
<販売> タワーレコードオンライン/タワーレコード全国店舗(https://tower.jp/store)
《濱田金吾/”インク・ブルー” ベスト・AOR・セレクション》
バンド・デビューを経てソロに転じ、多くの作品を残してきた濱田金吾。
ソロ・キャリアの中で、7枚のアルバムを発表している。全ての楽曲は本人の作曲によるもの。
類まれなメロディ・メーカーとして、様々なアーティストにも楽曲を提供している(作曲)。
いずれのアルバムも優れた国内外のミュージシャン(デビュー・アルバムは主にニューヨークで制作された)のサポートを得て制作され、粉う方なき世界水準のクオリティである。
それは時を経ても、決して褪せないエヴァーグリーン・トラックなのだ。
中でも、独自の輝きを放つ作品たちにフォーカスし、あるテーマの下でベストの選曲をし、
編んだのが、このアルバムである。
そのテーマはアダルト・オリエンテッド・ロック(AOR)。
(’70年代後半に発表され、耳ざわり良く、長く大人のユーザーに好まれた作品群が、’80年代以降こう呼ばれるようになった)
当時の洋楽AORにも通ずるサウンド、その時代を描いたラヴ・ストーリーを収めた楽曲たちは輝きと切なさを纏っている。
ソロ・デビューはAIR RECORDS(RVC)より。3作のアルバムを発表。
その後、MOON RECORDS(アルファ・ムーン)より2作、EASTWORLD(東芝EMI)より
2作のアルバムを発表した。
7作品、全てのアルバムから選曲されたベスト企画盤は、今タイトルが初めてとなる。
これまではAIR RECORDS時代のベスト、MOON RECORDS時代のベスト、
AIR RECORDSプラスEASTWORLDの音源をコンパイルしたベストはリリースされている。
選曲は、音楽ライター:近藤正義氏。
タイトル「インク・ブルー」は、このアルバムを象徴する1曲「インク・ブルーの夜明け」より。
収録曲
“INK BLUE” best AOR selection 作曲は全て濱田金吾
1. GATSBY WOMAN 詞:大津あきら 編曲:山田秀俊
2. 夜風のインフォメーション 詞:小林和子 編曲:松下 誠
3. TROPICAL FISH 詞:小林和子 編曲:佐藤 博
4. Listen, Baby 詞:康 珍化 編曲:濱田金吾/山田秀俊
5. Lonely Wind 詞:小林和子 編曲:Gerald Alters
6. GOOD-BYE, AGAIN 詞:吉元由美 編曲:松下 誠
7. BYE BYE MRS. DECEMBER 詞:康 珍化 編曲:濱田金吾/山田秀俊
8. 海風通信 詞:小林和子 編曲:松下 誠/濱田金吾
9. 街のドルフィン 詞:及川恒平 編曲:倉田信雄
10. RAINY HEART 詞:秋元 康 編曲:佐藤 博
11. 昼下がりのセレクション 詞:小林和子 編曲:松下 誠
12. シャレード 詞:大津あきら 編曲:濱田金吾
13. 悲しきBy-Player 詞:小林和子 編曲:濱田金吾
14. ビリーホリディに背を向けて 詞:小坂明子 編曲:松下 誠
15. 真夜中のテニスコート 詞:小林和子 編曲:倉田信雄
16. インク・ブルーの夜明け 詞:大沢孝子 編曲:山田秀俊
PROFILE
プロフィール
プロフィール(オフィシャル・サイト)
https://kingohamada.com/profile/profile.html
COMMENTARY
アルバム解説
“INK BLUE” best AOR selection”
解説:近藤正義(音楽ライター:Free Ride Edition/本タイトル企画監修者)
収録曲と録音メンバーをアルバム発売順にご紹介していこう。
作曲は全て濱田金吾。
ソロ・デビュー作『Manhattan in the Rain』(1980年)は9曲中6曲がNY録音で、
ジェフ・ミロノフなどからなるバリー・マニロウのスタッフを起用。
「Lonely Wind」はそのNY録音からの曲で、竹内まりやが『LOVE SONGS』(1980年)で
同じ作詞家による違う歌詞で採り上げている。
セカンド・アルバム『Gentle Travelin’』(1981年)からは濱田金吾がセルフ・プロデュース。
バンドらしさを求めてツアー・バンドを中心に録音。
ここに収録した「Listen’ Baby」のアレンジは濱田金吾と山田秀俊。
山田秀俊(key)松下 誠(g)鈴木 茂(g)川本秋夫(b)松藤一英(ds)島村英二(ds)などがバックを務めている。
『FEEL THE NIGHT』(1981年)からの「BYE BYE MRS.DECEMBER」も
アレンジは濱田金吾と山田秀俊。
山田秀俊(key)松下 誠(g)富倉安生(b)菊地丈夫(ds)という4リズムだ。
「海風通信」のアレンジは松下 誠と濱田金吾。山田秀俊(key)松下 誠(g)川本秋夫(b)
松藤一英(ds)がバックを務めている。
以上がAIR RECORDSの音源。
続く『midnight cruisin’』(1982年)は倉田信雄がアレンジ。
「街のドルフィン」は安川ひろし(g)松本 茂(b)菊地丈夫(ds)倉田信雄(key)、
「真夜中のテニスコート」は松下 誠(g)富倉安生(b)倉田信雄(key)島村英二(ds)が4リズムを担当。
『MUGSHOT』(1983年)のアレンジは佐藤 博、山田秀俊、濱田金吾。
シングルでもリリースされた「GATSBY WOMAN」と数原 晋のフリューゲル・ホーンが
エンディングで好演する「インク・ブルーの夜明け」の4リズムは宮崎全弘(ds)長岡道夫(b)
山田秀俊(key)松下 誠(g)、「TROPICAL FISH」は林 立夫(ds)富倉安生(b)松下 誠(g)
佐藤 博(key)山田秀俊(p-solo)、「RAINY HEART」は林 立夫(b)伊藤広規(b)
高水健司(b-solo)松下 誠(g)鳥山雄司(g)佐藤 博(key)が4リズム。
以上がアルファ・ムーンの音源。
そして『ハートカクテル』(1985年)のアレンジは松下 誠。ここからの3曲、
「夜風のインフォメーション」「GOOD-BYE, AGAIN」「昼下がりのセレクション」の
4リズムは宮崎全弘(ds)富倉安生(b)松下 誠(g)山田秀俊(key)松田真人(key)が担当。
『Fall in Love』(1985年)からの「シャレード」、「悲しきBy-Player」、
小坂明子がデュエットする「ビリーホリディに背を向けて」の3曲は
宮崎全弘(ds)富倉安生(b)松下 誠(g)松田真人(key)による4リズム。
以上が東芝EMI/イーストワールドの音源。
80年代の恋愛風景の一コマを写真で切り撮ったような濱田金吾の曲、 そして当時の音楽シーンを象徴するAORなアレンジと一流ミュージシャンによる トビキリの演奏。存分に楽しんでいただきたい。
NEWS
記事掲載
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Light Mellow on the web ~ turntable diary ~
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