HANG RAIJI(ハング・ライジ)

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HANG RAIJI(ハング・ライジ)

LIVE Eighty-One/HANG RAIJI

ハング・ライジ、未発表音源による
新アルバムをリリース!

若きエネルギーに溢れ、抜群のセンスを備えたプレイヤー達の
熱気と迫力のライヴ・ドキュメンタリー!

’70年代後半、クロスオーバー~フュージョンへ変遷する真っ只中のエッセンスを
タップリと含んだ ハング・ライジのサウンドは痛快極まりない。
2024年6月にリリースした初CD化アルバムにボーナス収録した
デビュー前のライヴ音源の反響は大きく、
それに応えるべくそのライヴの模様をアルバムとしてリリースする。

ALBUM

アルバム概要

LIVE Eighty-One/HANG RAIJI

ライヴ・エイティワン/ハング・ライジ

・品番:STPR048
・価格:¥2,970(本体:¥2,700)
・発売日:2024年1月22日
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション(CD)

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/
96kHz/24bitおよび44.1kHz/16bitデジタル・アルバム同日配信

<販売>
Amazon | Billboard JAPAN | TOWER RECORDS ONLINE | VIVID SOUND |
セブンネット | 楽天ブックス | diskunion.net | CDJournal |  他


収録曲

1. Knocked Back Funk曲:川口雷二
2. Express for My Town曲:近藤 洋
3. Dance曲:長江 純
4. Terada De Samba曲:寺田正彦
5. Drop You off曲:川口雷二
6. Kuillima曲:寺田正彦
7. Glass Hopper曲:中野 豊
8. The Woods of Random Words曲:近藤 洋
9. Crash !曲:中野 豊/渡邉明夫
〈ボーナス・トラック〉
10. Lady Violetta曲:森園勝敏
11. Get Back (カヴァー)詞曲:レノン=マッカートニー
編曲は全てハング・ライジ
*M5/M9を除き、未発表音源
*M1/M2/M6/M7/M8:未発表楽曲
*M1-M9:メンバー在籍時の学園祭におけるライヴ音源('81年11月)
*M10:六本木ピットインにおけるライヴ音源(’82年5月)
*M11:プレゼンテーション用スタジオレコ―ディング音源(’82年8月)

パーソネル

=HANG RAIJI ハング・ライジ=
川口雷二:Drums / 近藤 洋:Bass
長江 純:Tenor, Soprano & Alto Saxophones
中野 豊:Guitar / 寺田正彦:Keyboards / 吉田幸平:Percussion
〈ゲスト・ミュージシャン〉
初川克郎(パーカッション):M1-11 / 松浦義和(キーボード):M10-11
森園勝敏(ギター):M10

PROFILE

プロフィール

1970年代中盤からのクロスオーバー・ムーヴメントにインスパイアされながら、隆盛を極めていった日本のフュージョン・シーン。その真っただ中、ロック育ちのメンバー、ジャズ育ちのメンバーが融合しハング・ライジは誕生。常に新しいサウンドを追い求め、センスやテクニックを磨きながら、ライヴを重ねタフネスを備えて行った。


前列右端の松浦義和(Syn)および後列左端の初川克郎(Per)はゲスト・ミュージシャン。

COMMENTARY

解説

〈ハング・ライジ結成前夜からデビューまでを傍らで見ていた人物より〉

遂に、この音源がリリースとなる。 結成時からハング・ライジを観て聴いていた者として、非常に嬉しい。
メンバーが在籍していた大学の学園祭でのライヴステージの記録が残されていたのだ。
サークルスタッフによる記録で、機材も限られたものだったろうが非常に良く録音できている。
会場でマイク録音した音源だが、充分に聴き応えがある。
二十歳を超えたばかりの若きプレイヤー達のセンスやエネルギーが容赦なく聴く者を
彼らの世界へ引きずり込んでいく。

 日々、新しいレコード、ミュージシャンを貪欲に求めていた彼らの様子はよく覚えている。
「あのアルバム、最高」「あのミュージシャンのテクニックが凄い」「あのフレーズがカッコいい!」と。
特にウェザー・リポート、ブレッカー・ブラザース、ハービー・ハンコック、ラリー・カールトン、リー・リトナー、ジョージ・デューク、ブラザース・ジョンソン等からの影響は大きかったそうだ。
これらのアーティストの来日時にはライヴに足を運ぶこともあり、さらなる刺激を受けた、とのこと。それらを血肉としてセンスやテクニックを磨き、ライヴで鍛えられたバンドの初期の集大成がこの音源だと思う。
1stアルバムには収録されなかったレパートリー5曲をこのライヴでは聴くことが出来る。
雷二バンド結成当時から演奏されていたり、新たに作られライヴを重ねることで、人気が出てきた楽曲たちだ。
 このライヴから1年半後、リリースされた1stアルバムの収録曲の内3曲はサークル仲間の中でも耳馴染みがなかった。そのことからもデビュー時には、ハング・ライジはアーティストとして次の時代へ入っていたのかもしれない。

 さて、内容について補足していく。
本編は、’81年秋の学園祭でのライヴで、約90分のステージから9曲を収録。
CD収録時間、マスター音源の状態を考慮し、残念だが2曲ほど収録を見送ったそうだ。
パーソネルは、川口雷二(Drums)/長江 純(T.Sax)/近藤 洋(Bass)/中野 豊(Guitar)/ 寺田正彦(Keyboards)/吉田幸平(Percussion)、この6名のレギュラーメンバーに加え、 ゲストとして初川克郎(Percussion)が初参加。
この初川克郎の人脈より、森園勝敏(Guitar)、松浦義和(Keyboards)との縁が生まれていく。

 ボーナストラック1曲目は、すでに交流がはじまっていたギタリスト森園勝敏をゲストに 迎えた六本木ピットインでのライヴ音源(’82年5月16日)である。
森園勝敏のマスターピース「Lady Violetta」を共演している。パーソネルは、当日レギュラー メンバーの寺田正彦は参加できず、松浦義和が初出演し、その後しばしばゲストとして 参加することになる。レギュラー5名に3名のゲスト森園勝敏、松浦義和、初川克郎を 加えた布陣だ。
 ボーナストラック2曲目は「Get Back」。説明不要のビートルズナンバー。
パーソネルは、レギュラー6名+ゲストの初川克郎(Per)、松浦義和(Key)、 総勢8名のフルメンバー。1stアルバムの裏ジャケットに並ぶ8人だ。
残念だが、’84年頃より「ハング・ライジ」としての活動は休止された。
各メンバーがプロのミュージシャンとして飛び立っていく時が来たのだろう。
その後、様々なシーンでメンバーの名前を目にすることが多くなった。

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