AB'S

AB'S

AB'S

第2期 AB’Sの名盤をここにラインナップ!

多くのアーティストのスタジオ・ワーク、プロデュース、
ライヴ・サポートなど、豊富なキャリアを持つ
ヴァーチュオーゾ達で結成されたバンド、AB’S。
AB’Sのキャリアの中で、
希少であり入手困難な第2期の4作品に
最新マスタリングを施し、UHQCD仕様でコンプリート。

ALBUM

アルバム概要

2作品を1枚にカップリングしたアルバムです。
販売時のジャケット表紙は“A5B3S”となります。
封入ブックレットの裏表紙が “Single”
となっており、開封後はリバーシブルで
ジャケット表紙をセットできます。

A5B3S & Single

2003年に再始動したAB’Sの最初の作品、
”A5B3S”(オリジナル・リリース2004年)
CROSSOVER JAPAN‘05へ出演を機にリリースされた、
”Single” (オリジナル・リリース2005年)
この2作品はどちらもライヴ会場もしくは通信販売でしか
入手できなかった希少盤であり、第2期の導入ストーリーを形成する
重要な作品である。

この2作品をカップリングし、CROSSOVER JAPAN’05出演時のライヴ・テイク
「Light the Night」をボーナス・トラックとして収録した1枚のアルバム。
(最新マスタリング)

・品番:STPR031
・価格:¥2,640(本体:¥2,400)
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:タワーレコード

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売> TOWER RECORDS ONLINE

収録曲をみる


NEW

オリジナル・リリースは、2005年11月22日。
第2期活動のスイッチとなったアルバム。
CROSSOVER JAPAN'05出演時のライヴ・テイクを
ボーナス・トラックとして収録。

・品番:STPR026
・価格:¥2,750(本体:¥2,500)
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:タワーレコード

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売> TOWER RECORDS ONLINE

収録曲をみる


Blue

オリジナル・リリースは、2007年3月4日。
"NEW"に続く6作目のオリジナル・アルバム
CROSSOVER JAPAN'05出演時のライヴ・テイクを
ボーナス・トラックとして収録。

・品番:STPR027
・価格:¥2,750(本体:¥2,500)
・発売:ステップス・レコーズ
・販売:タワーレコード

UHQCD仕様(高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます)
https://hqcd.jp/about/

<販売>TOWER RECORDS ONLINE

収録曲をみる

PROFILE

プロフィール

多くのアーティストのライヴ・サポート、スタジオ・ワーク、プロデュースなど、
豊富なキャリアを持つヴァーチュオーゾ達で結成されたバンド、AB'S。
その結成は、1982年。
サポートやスタジオだけに止まらず、自身のアーティスト活動も活発に行ってきたギタリスト、芳野藤丸。
その芳野藤丸の初めてのソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMAL』のレコーディング・メンバーで結成された。
顔ぶれは、芳野藤丸(G)、松下 誠(G)、岡本郭男(Ds)、渡辺直樹(B)、安藤芳彦(Key/作詞)。
全員がヴォーカル、コーラスワークもこなす。
弾きながら歌ってハーモニーを付けられるバンドは、個々のメンバーを応援していたファンだけでなく、
そのメンバーたちと”仕事”をしてきた音楽業界からも
大いに注目をあつめた。
AB'Sのバンド名の由来は、メンバー3人の血液型がAB型だったから。
また、アルファベット順にリスティングされた時、トップに来るであろうことから。
コンスタントにアルバム・リリースを重ね、精力的に活動した’80年代で一旦活動停止。
’05年のCROSSOVER JAPAN出演をきっかけに再び精力的に活動。
この時、キーボード・プレイヤーが山田秀俊にチェンジする。
この活動時期の作品である1stマキシ・シングル『A5B3S』、2ndマキシ・シングル『Single』
5thアルバム『NEW』、6th アルバム『Blue』は、
限定された販売方法やレコード会社を移籍したこともあり、入手困難な希少盤であった。
日本のAOR作品として評価の高いこの4タイトルをタワーレコード主導のもと、 復刻リリースを実現することができた。

【第1期】
1982年:結成
1983年:1st アルバム『AB'S』をリリース。
デビュー・ライヴは渋谷公会堂。2階席もフル動員のソールド・アウトであった。
続いて、大阪・神戸をツアー。
1984年:2nd アルバム『AB'S-2』をリリース。ロンドンでレコーディング。
1985年:3rd アルバム『AB'S-3』をリリース。前作同様、ロンドン・レコーディング。
1988年:4th アルバム『AB'S-4』をリリース。ロス・アンゼルスでレコーディングされた。
以降、しばらく活動を休止する。

【第2期】
2003年:再結成
2004年:1stマキシ・シングル『A5B3S』をリリース。
2005年:CROSSOVER JAPAN ’05に出演。
2ndマキシ・シングル『Single』をリリース
5th アルバム『NEW』をリリース。
2007年:6th アルバム『Blue』をリリース。
初のDVD『M.V.C』をリリース
以降、再び活動を休止。

【第3期】
2018年:新しいメンバー“竹腰かずゆき(Key)、
目黒郁也(B)迎え、新生AB'Sがスタートしたが、松下 誠は休養(腰治療)のため
復帰までは4人で活動
新生AB’S初ライヴ
(芳野藤丸45thAnniiversaryコンサート:恵比寿ガーデンホール)
2019年:松下 誠が復帰し、フル・メンバーにより新生AB’S初ライヴ
(目黒ブルース・アレイ)
2020年:7th アルバム『AB’S-7』をリリース
(新ベーシスト:遠山陽介を迎えて)

“「帰ってきたんじゃない、少し前に進んだだけさ」
伝説のバンド"AB'S" が放つ7つ目のマイルストン“
AB’S-7/AB’S
品番:ADOC-1
価格:¥3,300(税込)
レーベル:to Coda Music

2021年:5th アルバム『NEW』、6th アルバム『Blue』を復刻リリース。

COMMENTARY

解説

A5B3S & Single

"第2期AB'Sの始動を形作る重要作品"
解説:近藤正義(音楽ライター:Free Ride Edition/本タイトル企画監修者)

本作はライヴ会場と通販で限定販売されていた『A5B3S』(2004年作品)と 『Single』(2005年作品)をCD1枚にカップリング。そしてボーナス・トラックには 「Light the Night」(クロスオーバー・ジャパン2005:ライヴ・バージョン)を収録。 AB'Sの第1期から第2期への過渡期が記録された本作は、AB'Sを語るには 欠かすことのできない極めて重要な音源である。

2003年、AB'Sは約19年振りにオリジナル・メンバーで復活した。80年代に活動を休止したものの、その後も様々なレコーディング現場で顔を合わせていたメンバーで、 全員の意見の一致により活動を再開。 手始めにブルースアレイで行なったライヴも大好評で、その勢いで1人1曲ずつ曲を持ち寄り制作したのが2004年3月にリリースされた5曲収録の『A5B3S』。 活動休止後もメンバー全員が現役で活躍していただけに、久しぶりでも集まればAB'Sの音になることは分かっていたという。看板である芳野藤丸&松下誠のツイン・ヴォーカル/ツイン・ギター、そしてバンドの鉄壁のコンビネーションは健在だ。 その上でサウンドが骨太なAORへと変化しつつあり、スケールアップされたバンドとしての 充実度が感じられる。

その直後、安藤芳彦が歌詞やアレンジのみに関わるという形で演奏から退き、キーボードの後任としてス、タジオの現場でもメンバーとは顔見知りだった山田秀俊が加入。これが2期AB'Sへの助走と言ってよいだろう。そのタイミングでクロスオーバー・ジャパン2005への出演も決まり、それに合わせて作られたのが3曲収録の『Single』である。

そして本格的に始動した第2期AB'Sは、いよいよフル・アルバムを制作する。
それが昨年タワーレコード限定で再発売された『NEW』(2005年作品:5th)と『Blue』(2007年作品:6th)である。パワーアップしたキーボード演奏が新生AB'Sを印象づけており、オリジナル・メンバーである渡辺直樹の曲作りやコーラスにおける存在感も大きい。

この『A5B3S & Single』のリイシューにより、80年代の第1期AB'Sと2000年代の第2期AB'Sの間の空白が埋まる。そして現時点の最新作である第3期AB'Sによる『AB'S-7』(2020年作品)へと繋がるバンドの歴史の中で欠けていたピースが揃った。芳野藤丸のデビュー50周年という節目に、AB'Sのさらなる再評価が巻き起こることは間違いない。


NEW/Blue

“2000年代に第2期AB'Sが放った会心のフル・アルバム”
解説:近藤正義(音楽ライター:Free Ride Edition)

AB'Sは元スペクトラムの岡本郭男(Ds)と渡辺直樹(B)、パラシュートの安藤芳彦(Key)、 そして腕利きスタジオ・ミュージシャンとして名を馳せた芳野藤丸(G)と松下誠(G)により結成され、1983年にレコード・デビュー。
キャッチーなメロディーとフュージョン的なアレンジ、成熟した演奏、さらにヴォーカルとコーラスまでこなす和モノAORバンドとして80年代を駆け抜けた。

1988年に活動休止となった後、2003年に最初の再結成が行われ、2005年にはクロスオーバー・ジャパンのステージにも登場。2008年から再び活動休止となったが、2019年に再結成。
2020年にはアルバム『AB'S-7』をリリースし、レコ発のツアーも行なったことはまだファンの記憶に新しい。

その時、ちょうどギター・マガジンで ’80s city pop という特集号を作ることになり、 僕もその企画に絡んでいた。その中で26ページにわたる松下誠、芳野藤丸、両ギタリストに ついての執筆を担当したのだが、事前準備としてAB'Sの全アルバムをチェックした。
そこでAB’Sにとって5枚目と6枚目にあたるアルバム『NEW』(2005年作品)と『Blue』(2007 年作品)を久々に聴いたのだが、この2枚がちょっとしたレア・アイテムになっていたことに気 づいた。当時インディーズで発売されていたため流通枚数が少なく、ネットでも高値が付き、 幻の貴重盤となっていたのだ。

改めて聴き直したこの2枚のアルバムのクオリティーの高さに僕は驚き、廃盤のままにして おくのは惜しいと思った。また、オリジナル・メンバーである渡辺直樹が在籍した最後であるこ の第2期AB'Sには、80年代の第1期、現在の第3期とは違った味わいがある。加えて、新作 『AB'S-7』で再びAB'Sに注目したファンの人からもこの2枚を聴きたいという声が、 多く寄せられるようになった。

今回のリイシューにあたっては新たに最新のマスタリングを行い、高音質CDを採用。
さらに2005年のCROSSOVER JAPANにおけるライヴ音源からの2曲(オムニバス・ライヴ・ アルバムとして発売済み:現在は廃盤)をボーナス・トラックとして加えた。2000年代のAB'S を存分に楽しんでいただきたい。

NEWS

記事掲載

| HOME | 大村憲司 | 村上“PONTA”秀一 | 重実 徹 | BANANA NEEDLE |
| 村田和人 | アウトテイクス~ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ |
| リル・ゴールドウェル | 森園勝敏 | 窪田ミナ | THE SURF COASTERS | PRISM |
| COSA NOSTRA | Tinna | 惣領智子 | AB'S | SHŌGUN | 芳野藤丸 |
| 青山 純 | 濱田金吾 | NANIWA EXP | 児島未散 | PIPER |
| IGNITION J-Guitars Selection | 岡本一生 | HANG RAIJI |