森園勝敏

COMMENTARY

解説

レィディ・ヴィオレッタ/森園勝敏
Lady Violetta/Katsutoshi Morizono

写真協力:シンコーミュージック

抜群のセンスと強力な存在感のギタリスト森園勝敏。
森園勝敏が『四人囃子』在籍時に発表した楽曲“レィディ・ヴィオレッタ”。
その美しいメロディは、森園ファン、四人囃子ファンの枠を超え、 多くの音楽ファンに愛されている。

この楽曲は、四人囃子のセカンド・アルバム「ゴールデン・ピクニックス」に 収録され、アルバムからシングル・カットもされている。
その後も、ライヴ・アルバムや本人のソロ・アルバムなどに収録され、 多くのテイクが公式なレコード作品として残されている。
時代、メンバー、アレンジによって趣を変えるが、その美しさは変わらない。

このアルバムでは様々な表情を見せる“レィディ・ヴィオレッタ”だけを収録している。
『レィディ・ヴィオレッタ・ヴァリアス・トラックス』である。
音楽評論家 近藤正義氏監修の”フリー・ライド・エディション”シリーズ第2弾!

この楽曲が生まれたのは、森園勝敏自身がある絵を観たことがきっかけ。
アメリカのコマーシャル・アートの世界で有名なイラストレーター、
『マックスフィールド・パリッシュ』による“Lady Violetta”がその絵である。
今回アルバム・ジャケットを、その“Lady Violetta”が飾る。

 

PERSONNEL

各曲パーソネル


1. シングル・ヴァージョン 1976年(SONY)より

〈四人囃子シングル〉
アルバム『ゴールデン・ピクニックス』より、シングルカット。
アルバム・テイクとは構成が違い、フルートソロではなくギターソロを収録。
アルバムのレコーディングは、1976年1月18日~3月7日
(「ゴールデン・ピクニックス」ライナー・ノーツより)

〈演奏メンバー:四人囃子〉
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)


2. ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ ファースト・ナイト 2003年(Victor)より
3. ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ ファースト・ナイト 2003年(Victor)より

〈オムニバス・アルバム〉
4人のギタリストによるオムニバス・アルバムからのテイク。
参加ギタリストは、大村憲司/秋山一将/森園勝敏/山岸潤史
1977年、このオムニバス・アルバム「ギター・ワークショップ」が大ヒットした。それ受けて、翌年制作されたシリーズ第2弾。六本木ピットインにおけるライヴレコーディングで、2日間にわたって行われた。
1978年ライヴ盤としてリリースしたが、当時「レィディ・ヴィオレッタ」は収録されなかった。2003年のコンプリート盤のリリースに伴い、初めてミックス・ダウンされ、2日分の「レィディ・ヴィオレッタ」が発表された。 そのコンプリート盤より収録。
ライヴ・レコーディングは1978年10月20日、21日 六本木ピットイン

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/小原 礼(B)/村上“PONTA”秀一(Ds)/ 坂本龍一(Key)/ペッカー(Per)/中村 哲(T.Sax)


4. ジャスト・ナウ&ゼン 1982年(KING)より

〈森園勝敏アルバム〉
エレクトリック・バード・レーベルにおける通算5作目のソロ・アルバムからのテイク。
同レーベルで発表したそれまでの4作のアルバムから選曲した楽曲、新たに選曲した楽曲をカヴァーした企画アルバム。
「レィディ・ヴィオレッタ」は自らの選曲。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)/伊藤広規(B)/青山 純(Ds)/野力奏一(Key)


5. フルハウス・マチネ 1989年(BMG→現SONY)

〈四人囃子アルバム〉
1979年のアルバム「NEO-N」以来、10年ぶりのアルバム「DANCE」のリリースタイミングで行われた
再結集ライヴ・アルバムからのテイク。
森園勝敏脱退後の後任ギタリスト佐藤ミツルとの共演である。
ライヴ・レコーディングは1989年9月22日、23日 MZA有明

〈演奏メンバー:四人囃子
森園勝敏(G)/佐藤ミツル(G)/佐久間正英(B)/ 岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key


6. 2002 LIVE 2002年(UNIVERSAL)

〈四人囃子アルバム〉
ROCK LEGENDライヴ・シリーズ公演のライヴ・アルバムから収録。
テレキャスターで演奏されているレアなテイク。
もう一組のヘッドライナー「スモーキー・メディスソ(そ)」との公演はテレビでもその模様がオンエアされた。
ライヴ・レコーディングは2002年4月27日 新宿厚生年金ホール

〈演奏メンバー:四人囃子
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)


7. PRISM LIVE! 2004年(Atoss International)

〈プリズム ライヴDVDからのオーディオ・トラック〉
2004年に行われたライヴ「homecoming2004」から収録。
歴代プリズム・メンバーが一堂に会した特別なライヴであり、和田アキラとのツイン・ギターによる貴重なテイク。ライヴ・レコーディングは2004年7月31日 クラブチッタ

〈演奏メンバー:プリズム〉
森園勝敏(G)/和田アキラ(G)/岡田治郎(B)/ 木村万作(Ds)/石黒彰(Key)


8. ゴールデン・ピクニックス 1976年(SONY)

〈四人囃子アルバム〉
大きな反響を呼んだアルバム「一触即発」、その後シングル「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」を最後に東宝レコードよりCBSソニーへ移籍し、発表された待望のセカンド・アルバム。
ファンの期待を上回る音像空間をしめくくるように、最後に収録されたトラックから。
森園勝敏本人より「このテイクがパリッシュの絵の雰囲気を一番よく表現できていると思う」
レコーディングは、1976年1月19~30日:ONKIO HAUS 2nd St
同年2月1日~3月7日:CBS/SONY 1st St

〈演奏メンバー:四人囃子〉
森園勝敏(G)/佐久間正英(B)/岡井大二(Ds)/坂下秀実(Key)
ゲスト:浜口茂外也(Fl、Per)


BONUS TRACKS

9. ロック・ギター・オルタナティヴ
10.そのマイナスワン(カラオケ)テイク  1977年(FOR LIFE)

〈教則レコード:アルバム〉
‘70年代後半、まさにギターブームの時代。
海外にひけをとらない日本のギタリストたちは、ギターに魅せられた少年たちのヒーローであった。
そんな時代に発表されたギターの教則レコードからのテイク。
お手本演奏と練習用カラオケ(短縮ヴァージョン)を収録。
ギターを愛する永遠の「ギター小僧」へのボーナス。

〈演奏メンバー〉
森園勝敏(G)and manymany studio musicians (当時のライナーノーツ表記より)